ワーク・ライフ・バランス(以下、WLB)とは、仕事と私生活をバランス良く調和させること。仕事と私生活の両方が充実していると相互に良い効果を生み出すという考え方です。
今後企業はどのような取り組みが必要になってくるのでしょうか。
実働時間を見直す
長時間労働で生活の時間配分が仕事に傾きすぎていると思われるスタッフが多い場合。
半日単位の有給休暇、リフレッシュ休暇、バースデー休暇など気軽に取得出来る休暇を導入。また、ノー残業デーを設定するのも有効です。
家族の介護や看護のサポートを充実
高齢化社会の進行で、より家族の介護や看護の必要性が増すのは明らかです。介護離職を回避するためにも、安心して働ける支援制度を充実させることは重要課題です。
全スタッフに共通する基礎的な部分の充実を
産休や育休、介護休暇の制度は全スタッフが対象となるものではありません。肝心なのは全スタッフに共通する制度です。利用適用から外れてしまった時に仕事と私生活の調和が図れず離職やモチベーションが下がるということも考慮すべきです。